DM直販については、今後のセブン生命の動きに注目したい。セブンは九七年十一月にクレディセゾンの傘下に入ったが、これによってセゾンカード会員という特定の顧客層を活用することが可能となった。また、インターネットによる通販も、三井やソニーで始まっている。三井の場合はインターネット上の仮想商店街に出店し、保険の加入を受け付けている。銀行チャネルについてはどのように考えたらよいだろうか。日本版ビッグバンでは銀行による保険の窓口販売は極めて限定的なものにとどまっている。ただ、オリックスグループのように銀行、証券と保険をグループ内に抱えるケースもあるし、米シティグループ(シティコープとトラベラーズ・グループの合併会社)が日本のシティバンクで保険販売を求める動きも予想され、相互参入については流動的な面もある。中期的には銀行チャネルも保険の販売を担うようになっていくのではないだろうか。