沖縄の代表的な家庭料理である「チャンプルー」は、すごく便利な言葉だと思う。おおざっぱにいうと、野菜や島豆腐、それにポークやツナなどを炒めた料理なら、なんでも「チャンプルー」という名前がつけられる。そして使った素材の名前を冠して「ゴーヤーチャンプルー」「タマナー(キャベツ)チャンプルー」「マーミナ(モヤシ)チャンプルー」などと呼ばれるのだ。これなら使う材料を替えるだけで、フライパンひとつで昨日とは違うメニュー。「今日もヤサイイタメなのお」などと責められたりしないというわけだ。沖縄には働く女性が多いから、手早く作れておいしく、栄養的にもすぐれたチャンプルーは作る側にもありかたい。仕事帰りにスーパーに立ち寄り、その日のお買い得の野菜を買えば即座に夕飯のメニューを決められる。なにを使ってもチャンプルーになるわけだから、ひっくり返せば、入れ忘れてはならない食材がないのもチャンプルーの特徴といえる。この他にも、沖縄には昔から伝わる沖縄料理が数多くあるので、沖縄旅行のときには食べつくしてほしい。