「真夜中のカウンセラー」も幼児教室の役割

2011-08-25

子育てに対して誰もが不安感を抱いています。子どもが引き起こしたいろんな事件を見聞きするつど、あれは例外、うちの子は大丈夫と思っても、ひょっとすると……という不安が残るのです。私が育った時代は、祖母の存在が母親の不安解消に役立っていました。夜中に子どもに熱が出てオロオロしたときも、外でケンカをしたのか、子どもが腕から血を流して帰ったときも、祖母の一言に救われたのです。核家族化か進んだ今、家庭の中におばあさんがいません。子育てに困ったとき、迷ったときに相談する人がいないのです。そうなるとどこかに駆け込み寺のような存在が必要です。公の機関に相談を持ち込めば記録が残ってしまいます。子どもに汚点を与えてしまうという心配があります。このため、塾の教室を卒業しても、何か問題があれば連絡をいただきます。普段はなしのつぶ手であっても、困ったことがあれば相談に乗ります。ご両親の不和の問題とか、嫁姑の問題、いじめっ子がいて、自分の子どもが次のターゲットになっているとか、せっかく名門といわれた私立に入ったけど合わなくてやっていけない等、さまざまな問題が持ち込まれているのが現状です。父兄の間では、夜中でも相談できることから、「真夜中のカウンセラー」と言っているようです。幼児教室としては、そこまで面倒をみる必要はないという人もいますが、経済性だけで割り切れないのが、幼児教室の宿命かも知れません。