マンションの結露問題

2011-07-06

「マンションの結露問題は、外断熱にすれば完全に解決できる」「内断熱は間違った工法だ!」「内断熱が良いと言うのは、太陽が西から昇ると言うのと同じだ!」体調を悪くして江本工業の相談役職に退いていたE氏は、情熱的に私に語りかけました。外断熱については、木造住宅において基礎の外側に断熱すると結露が少なくなる程度の知識しかない私にとって、その話は新鮮で、興味深く、深夜遅くなるまでE氏の話を聞き続けました。話題は熱や水蒸気、原子量や分子量にまで及びました。「いまこの部屋に、何グラムの水蒸気がありますか?1gなのか、10gなのか、100gなのか、桁数だけでも答えてください」そう言われても、当時の私には何のことかわかりません。私か相対湿皮(%)と絶対湿度(g/?)を勘違いしていると、こう切り捨てられました。「相対湿度が50%といっても、そこにどれだけ水蒸気が含まれているのかは温度によって全然違う。お金持ちの財布の五50%が10万円でも、キミの財布の50%は1000円かもしれないだろう。相対湿度というのは、水蒸気の実量を表していないんだ。熱のことを知っていると称している学者連中も水蒸気のことはまるでわかっていない」