若者の価値観、人生観

2011-03-04

老後の親の面倒「どんなことをしてでも親の面倒をみたい」日本四三・一%、アメリカ二七・九%、中国八四・〇%自分の国に誇りをあまりもっていない「強くもっている」日本一五・四%、アメリカ二九・四%、中国二九・三%「国歌を聞いて誇らしいと感じる」日本一一・一%、アメリカ五四・八%、中国五〇・〇%「国旗を見て誇らしいと感じる」日本二一・三%、アメリカ五三・九%、中国四八・四%また、日本の高校生の人生観は「若い時は将来のことを思い悩むよりその時を大いに楽しむべきだ」が、「いまから将来に備えて、しっかり勉強しておくべきだ」をしのぐ。自身が考える自らの将来像は、「輝いている」が二三・八%、「まあよいほうだが最高ではない」三〇・六%、「わからない・無回答」二九・四%、「あまりよくない」一〇・〇%、「だめだろう」六・二%。将来仕事を持つときには、「できるだけ大きい会社で働き一生を送りたい」よりも、「できるだけ自分の腕に職をつけて、会社に依存しないで生きたい」と考えている。ただし、どのようなかたちで働きたいかという問いに対しては、「正社員として働きたい」と心いう人が七〇・二%と、「アルバイト・パート、フリーターで働きたい」(四・八%)「派遣社員、契約社員などの仕事に就きたい」(二三・五%)よりも圧倒的に多い。このような回答から、浮かび上がる日本の高校生像は、覇気がなく、まさに閉塞感、無常感、刹那主義の塊である。「生きがいを持ちたい」「自分らしい生き方をしたい」と思いながらも、「未来が見えない」「目標がはっきりしない」「社会における自分の役割が意識できない」「希望・展望がない」「いまがよければいい」という自家撞着と悪循環に陥っている。さらに、日本の国旗や国歌に関してもなんとも思わず、自己のアイデンティティが希薄である。かつてのように、世の中全体が右肩上がりで、「学歴はよりよい生活へのパスポート」「努力すれば報われる」という仕組みだった時代には、大人も子どももひたすら上を見て走っていればよかった。ところが「努力しても報われない(と思い込んでいる)」時代になると、上ばかりを向いて走ってもいられない。いや、走り出す前から疑問を抱く。若者の価値観、人生観に変化が生じても不思議はない。

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