料金の安さで受講生を増やしつつある地方の教習所に対し、都市部の教習所では、忙しい人のために自分の都介のいい教習時間を選べる予約制、時間選択制のやり方で人気回復策を取っている。従来の公安委員会が決めた最低教習時間を教習所のスケジュール通りに受けていくのがセットとすれば、教習時間の切り売りによって単品サービスのメニューを作って受講生の便利さに応えようというわけだ。だが、予約制や時間選択制に問題がないわけではない。いわゆる。セットの料金と比較すると、昼間と夜問のセット料金には差があって昼間の方が安かったのに、自由選択制や予約制では昼と夜の料金にはその差がなくなり、路上教習も学科の教習も同一料金体系になったりするという矛盾も生んでいる。いまや、英会話教室やパソコン教室などではこういう時間選択制が普通だから、やっと教習所もこういう時流に沿ったサービスのあり方に目を向けてきたということだ。