現代の子供たちが大好きなのは、お菓子やインスタント食品、ファーストフードやジュース類です。じつは、これらの食品の中には大量の糖分や脂肪が含まれています。この糖分や脂肪を分解してエネルギーに変えるためには、最低限ビタミンがある一定量以上必要です。しかし子供たちが好きなこれらの食品の中には、ビタミン類はほとんど含まれていないのが現状です。つまりこれらの食品は、現代食の特徴である「栄養過剰の栄養失調」を助長する食品なのです。当然多少摂れたビタミンはカロリーの代謝に全て使われてしまいますが、代謝し切れなかったカロリーは蓄えられ、ビタミンは欠乏した状態になります。その状況で動けば、まず、疲労物質である乳酸がたまり、とても疲れを感じやすくなります。また、ビタミンBは精神面で、鎮静効果を与える役割がありますが、それが不足していますので、イライラしたり怒りっぽくなったります。さらに、ジュース類に含まれている糖分は、精製されたブドウ糖で、体内に入ると吸収率が高く、急激に血糖値が上がります。このため高くなった血糖を下げようと、血糖を下げるための唯一のホルモンであるインスリンを大量に分泌せざるを得なくなります。こうしたことを繰り返していると、一種の中毒状態とになり、ときに低血糖発作を引き起こすようになります。じつは、ビタミン・ミネラルなどの鎮静物質の欠乏した環境下で起こる低血糖発作こそ「キレる」ことの正体なのです。ただでさえ、ビタミンBやミネラルのカルシウムが不足しイライラしているところに、この低血糖発作が起これば、「キレる」状態になり、自分で何をしでかしたのかすらわからないケースがあります。「キレる子」を防ぐには、ストレス等の心理面のケアも大切ですが、こうした現代食の影響にも目を配る必要があります。
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