動物性タンパク質を多く食べる人ほど長生きする

2010-11-23

広島県の尾道地区歯科衛生連絡協議会による八〇歳の老人たちの歯の健康調査では、次のような結果が出ています。残っている歯が九本以下で、しかも入れ歯を入れていない人のなかに寝たきりの人や介護の必要な人が多かっか。反対に、自分の歯が二〇本以上ある人では、寝たきりの人はほとんどいなかったそうです(平成五年七月、尾道地区の八〇歳以上の老人六一七人のうち一四七人の健康状態を調査)。つぎに、噛むことと体力の関係についての興味深い調査がありますので、ご紹介しましょう。「噛める人」と「噛めない人」の骨の丈夫さ、平行能力、握力、体重などについて精密な測定をしたところ、噛める人と噛めない人で大きな差が出たのです(東京都小金井市在住の六五歳〜八四歳までの高齢者四〇五人を対象。東京都老人医療センターと同老人総合研究所調べ)。また最近、「七〇歳以上の高齢者では動物性タンパク質を多く食べる人ほど長生きする」というデータが発表されました(東京都老人総合研究所の熊谷修研究員による高齢者の食生活の十五年間にわたる調査)。