将来的には「食」分野とも連携、総合サービス基盤を整えることで「名実ともに、「生活産業」を創造する組織を目指す」。三井物産は二度めの新組織、コンシューマーサービス事業本部の再編、しかもコストセンター、MIFの独立事業体移行を前にするなど目まぐるしい「変身」に直面。すなわち、モノ経済からサービス経済への転換の時にある。新組織は両者のすみ分けも効き、今後の成長戦略にプラス。花形商品も幾つかある。新組織下の方針は明らかではないが、BB強化とOEM拡充は不動。BBでは待望久しいP・カルダンのフィービジネスが約七〇億円の償却(支払い)を終え、今期からライセンサー約四〇社との間で始まる。「ブランド・ルネッサンス」を掲げてきたBB戦略は本国オーナーの評価も上々だし、領域拡大としてスポーツ系、カジュアル系を今後の本命とする。その本格派第一号、英水着ブランド「スピード」のマスターライセンシーとして英社と組み、ライフスタイル分野に領域を広げ、五年後一二〇億円を目指す。