マンションを購入しようという人が、自分の思いと共嗚するマンションを見つけられれば、今度はその人自身が各社に問い合わせるべきだ。「○○マンションのご担当はどなたですか」と。そしてその担当者が今後、どのようなプロジェクトを手がける予定があるのか訊ね、自分の求めているエリアにまだ販売が開始されていないような新規物件があれば、その物件が販売されるまで焦らずに待つことをお勧めする。それではもし、自分の好みに合った立地に、気になる人たちが新規プロジェクトをまったく抱えていなかった場合はどうしたらよいのだろうか。そのときは、今度は過去にさかのぼって探せばよい。その担当者が過去に企画したマンション、その建築家が過去に設計したマンションが、中古として売りに出されるのを辛抱強く待つべきだ。自分と価値基準を共有できない人が作ったマンションを、新築だからといって焦って買うよりも、この人はと思うような人が過去に作ったものをじっくり選んで買うほうが、はるかに満足できる生活を得られるだろう。