彼女からお返しの品が届いた

2011-01-26

小学校の頃、好きだった女の子がいた。僕が大好きなモノを、お中元の資生堂石けんの箱に入れてあげた。彼女は、箱を開けて、叫び声をあげた。喜びの叫び声ではない。気持ち悪いという悲鳴たった。箱の中には、カブトムシが入っていた。カブトムシは、なかなか手に入れることができなかった。せっかく手に入れた貴重品のカブトムシを、僕は彼女にプレゼントしたのだ。喜んでもらえると思っていた。ところが、彼女には、理解できなかった。理解できなかったのは、僕のほうだ。どうして彼女が喜んでくれないのか、わからなかった。喜ぶどころか、嫌われてしまった。嫌がらせをしたと、かんちがいされたのだ。小学生の僕は悩んだ。小学生なりに、考えた。そうか、女の子には、虫はわからないのだ。花にしよう。そう考えたのだ。そして、再度プレゼントをした。そしたら後日彼女からお返しの品が届いたのだ。

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