アパレルメーカーの営業マンは、通常、消費者とは直接接しない。自社の商品を得意先である百貨店や専門店などに販売するのが職務である。直接の販売活動は多くの場合、シーズンごとに開かれる展示会に来場した得意先バイヤーを相手に注文をとる仕事である。10年以上前なら、受注用紙を片手にバイヤーに付きっきりで展示会場を回り、注文を書き込む風景が見られたものである。しかし現在は、注文が即座に集計されオンラインで商品センターや生産部に伝達できるように、ハンディターミナルを持って注文をとる営業活動が増えてきた。もちろん展示会の前に、より多くのバイヤーが来場するように勧誘するのも、営業マンの仕事の一つである。展示会終了後には、バイヤーの注文を集計、分析して小売店側のシーズンに対する品揃え傾向を読み取り、自社の商品企画や迫加企画の参考にする仕事もある。